UVコーティング

 ウルトラUVコーティング

本製品はアメリカ製無溶剤UVコーティングでありフローリングやPタイルだけでなくその他の素材にもコーティング可能。滑り止めや落書き防止にも使える優れたコーティングシステムです。 

    

 

 ウルトラUVコーティングとは?

○無溶剤樹脂とは?

これまでの現場施工用UVコーティング樹脂は高分子タイプで粘性が非常に高いため、シンナーやアルコールで希釈して塗布していました。本システムで使用する樹脂ULTRACURE(ウルトラキュアー)は低分子タイプの樹脂ですので水のように塗りやすく、揮発性溶剤で希釈する必要がありません。

○健康や環境に配慮

地球環境が問題になっている中、CO2排出が問題視されていますが、実はCO2よりも大きな問題は揮発性有機物、いわゆるVOCsの問題です。塗料や洗浄剤(アルコール、シンナー等)に含まれる揮発性有機物は環境だけではなく人や動物への健康にも重大な問題を引き起こします。ULTRACUREは揮発性有機物を含まず健康や環境に安全な樹脂です。

○揮発性溶剤が残留する危険がありません

溶剤系樹脂は溶剤が残留し、完全に溶剤が揮発するには年月がかかり、一説には5年程度かかるといいます。これはクラック(亀裂)やチョークング(表面が粉っぽくなる現象)、黄変(紫外線の影響)にもつながります。無用剤樹脂はこの点でも安心です。

 無溶剤である施工上のメリット

○セッティング時間不要で施工がスピーディー

ULTRACUREは無溶剤タイプですので塗布後のセッティング時間(揮発溶剤を乾燥させる時間)が不要です。通常、溶剤系UV硬化樹脂はセッティングに約1時間を要しますがULTRACUREは塗布したらすぐにUV照射が可能です。

○低臭なので近隣に迷惑がかかりません。

ULTRACUREには揮発性溶剤が含まれていませんので低臭で臭いが広がりません。ホテルや病院、地下鉄の駅等でもご採用いただいております。

○ホコリが入りにくい施工システム

溶剤系UV硬化樹脂はフローリングなどに施工する場合、約50g/㎡(厚さ約50ミクロン)塗布し、乾燥後(揮発後)約15ミクロンになったところにUV照射するため、乾燥中にホコリやゴミが混入してしまいます。ULTRACUREは最初から10-15ミクロンで塗布しますのでホコリが乗っても樹脂に食い込みません。

○白化現象がおこりません

溶剤系樹脂は乾燥中、母材や母材表面のWAX(剥離しきれないもの)などに反応し、真っ白に白化してしまうことがあります。無溶剤であるULTRACUREは白化のリスクがほとんど無いため安心して施工ができます。

○母材を選ばないので様々な場所で施工可能です。

溶剤系UV硬化樹脂は染込む母材には使用できません(乾燥中に樹脂が母材に染込んでしまうからです)。ULTRACUREは塗布後すぐにUV照射可能なので、無垢板やコンクリートなどにも塗布ができます。また、タイルや鉄、大理石などにも塗布が可能ですので施工範囲が広がります。

 ウルトラUVコーティングの物理特性

硬度について

ULTRACUREには鉛筆硬度Bから5Hまで取り揃えています。お客様の様々な用途に合わせて硬度を調整することも可能ですのでお気軽にご相談ください。

耐薬品性について

ULTRACUREは耐薬品性に優れ、特に酸性に対し高い耐薬品性を発揮します。様々な薬品をご使用になる工場や病院、理髪店等でご採用いただいております。

耐候性について

ULTRACUREは無溶剤樹脂ですので、不純物が非常に少ないため紫外線による劣化、黄変が少ない優れた耐侯性を有します。弊社はULTRACUREを日本に持ち込んで6年になりますが、6年前にテストで塗布した外壁は今だ変化しておりません。

耐熱性について

ULTRACUREは鉄道車両用にも使用できる不燃性認定を受けています。UV硬化樹脂は有機物ですので樹脂そのものは燃えますが、コーティングされた状態(床面)で燃え広がることはありません。

磨耗について

ULTRACUREは歩行が1日数万人の駅でも滑り止め剤としてご採用いただいております。光沢自体は落ちてしまいますが厚塗りが可能なため十分性能を維持できます。

硬度について

ULTRACUREには鉛筆硬度Bから5Hまで取り揃えています。お客様の様々な用途に合わせて硬度を調整することも可能ですのでお気軽にご相談ください。

光沢について

ULTRACUREは艶もちが良く光度90以上の輝きがあります。

光沢維持について

ULTRACUREは重歩行物件でも使用が可能です。1日4,000人来店のコンビニエンスストアーの場合、約2ヶ月でレジ前、弁当売り場前だけが光沢が約20%落ちます(実践値)。光沢が落ちた部分のみリコートすることで美しい床を維持できます。スリッパや上履きで歩く床面に関しては長い年月にわたり光沢を維持することが可能です。

つや消しタイプについて

ULTRACUREはつや消しタイプがあります。光度30%まで艶を落とすことができ、グロス(光沢)タイプと混合することで5分艶、7分艶等の調合も可能です。

厚塗りについて

ULTRACUREは厚塗りが可能です。希釈溶剤を含みませんので肉痩せすることはありません。種類により異なりますが5ミクロンから50mmまでの硬化が可能です。UVパテは約10mmまで硬化でき、コンクリートやテラゾーなどのクラック処理や穴埋めに便利です。

カラー樹脂について

ULTRACUREは様々な着色が可能です。高性能な速乾ペイント的な位置づけでご使用いただけます。

 ウルトラUVコーティング施工写真

○作業例

床材・・・フローリング

状態:以前のウレタンコーティングが棚や椅子などの角部で表面が削られ下地がむき出している状態

手順1

・研磨作業をする為全体を養生します。

元のウレタンコーティングを取りフローリングを無垢の状態にするために専用研磨機で全体を削る。

角や隅の部分はハンドタイプの研磨機で削り残しがないようにする。

手順2

・全体を削り終わったら木屑を取り除き下地処理をします。

無垢状態のフローリングは水分を吸い込みやすいので吸水防止剤を塗り込み30分程度乾くのを待ちます。

手順3

・吸水防止剤が乾いたら光沢を上げるためにコーティング剤を2回塗布します。

この時に塗り残しがないように全体をくまなく塗布します。

手順4

・1回目のコーティング剤を塗り終えたらUV照射機で固めていきます。

手順5

・UV照射を終えたら全体を均一に均すためにもう一度研磨機で削ります。

この時にしっかりけずらないとコーティング剤が密着不良を起こし、剥がれやすくなり見た目も悪くなってしまいます。

手順6

・仕上げのコーティング剤をムラや塗り残し、埃やゴミが無いように全体に塗布します。

塗布後UV照射機で硬化させ防滑調整の為アルコール拭きをします。

作業後